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刑事ドラマ

2023/03/27
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先日ヤフーニュースで気になる記事が。

ファビコン[ドラマ] All About
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名作刑事ドラマBEST10!もう一度観たいおすすめ作品
いつの時代も注目される刑事ドラマ。世の中に起きる様々な事件を掘り下げ、重厚なシリアス系から軽やかなコミカル系まで、バラエティ豊かに描かれます。今回はたくさんの作品から、何度も観たくなる刑事ドラマを紹介します。
https://allabout.co.jp/gm/gc/474028/

ラインナップを見ると比較的最近の作品ばかりで、刑事ドラマが大好きな私でも半分以上は見たことないですね。

しかも一番大好きなドラマだった「特捜最前線」が入ってないのが納得いかない!

コメントをチェックしてみたら、一人だけ「特捜」の事を推されている方がいて、それに同意する方も沢山いるようでとりあえずはホッとしました。

この「特捜最前線」が放送されていたのが1977~1987年、私が小学生~高校生ぐらいの頃。

小学生の頃は派手で華やかで分かりやすい「太陽にほえろ!」を毎週欠かさずに見るほどハマっていたのですが、たぶん中3ぐらいの時だったか、たまたま「特捜」を見る機会があり、当初は何だか地味だなという印象しかなかったものの、何度か見ている内に次第にその渋さやリアルさにハマっていきまして、やがて自分の中でのランキングは「太陽にほえろ!」と完全に逆転していました。

派手な銃撃戦もカーチェイスも殉職シーンも殆どありませんけど、刑事一人ひとりの心理や情景が丁寧に描かれ、犯人にも感情移入できるような良質な 人間ヒューマン ドラマです。

大滝秀治、本郷功次郎、二谷英明…刑事役の役者さんたちもみんな素晴らしい方ばかりでした。

ところで私もヤフコメにも書いたんですが、このドラマのもう一つの魅力は音楽なんです。

「太陽にほえろ!」の大野克夫によるロック調や明るいノリの曲とはある意味真逆の、木下忠司による渋くて哀愁に満ちたメロディ。

元々そういう感じの曲が好きだったのもこのドラマにハマった要因の一つとも言えます。

1994年に、殆どの音楽を網羅した待望のサントラCDが発売になった時も迷わず購入しました。

特捜最前線CD
翌年に出たVol.2ももちろんゲット。

音楽を聴くだけで数々の名シーンが浮かんできます。

エンディング「私だけの十字架」は名曲です。何度聴いても胸に染み入ります。

こういう渋いドラマ、また作って欲しいですね。

特捜最前線 OP / ED

【5/7追記】

木下忠司さんが4月30日に亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈り致します。