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Music of Life

2023/09/2610
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Twitterのフォロワーさんの「No Music, No Life…慰めてくれるのも勇気をくれるのもやる気が出るのもみんな音楽のおかげ」というつぶやきを見かけて、ほぼダークだった半世紀近いこれまでの自分の人生で、光を灯してくれた曲は何だったかなとふと思い、リストアップしてみました。

琴線に触れるとか、一時的に元気をもらえるような歌は沢山ありますが、光を感じ、永く心に残った曲は今回挙げた3曲だけだと思います。

小学生~中学生時代

ツイスト - 「歩み (そして…明日)」(1979年)

小学生の頃ツイストのファンだったんですが、たまたま兄貴がアルバム "TWISTⅡ" のテープを持ってるのを見つけ、こっそり借りてラジカセで聴いてました。

大ヒット曲「燃えろいい女」等のロックナンバーが続き、そしてB面ラストのこの曲。

前曲との曲間がやや長目だったように記憶してますが、数秒の静寂の後突如流れる「トッカータとフーガ」は凄いインパクトでした。

あまりにもガラッと雰囲気が変わったもんで最初、重ね録り前のクラシックでも残ってるのかな?って思ったくらいです(^^;

歩みを止めるな
涙をぬぐって胸をはれ
心を閉ざすな
そんなに強くもないサ

顔をそむけて何になる
弱いからこそ 今がある
人の群に おびやかされて
迷う事を あざけるな
たとえ今日を弱く生きても
小さな勇気 ふるい立たせ
明日 強くなる為に
明日 強く生きる為に

歩みを止めるな
涙をぬぐって胸をはれ
心を閉ざすな
そんなに強くもないサ

叫びを押えて何になる
震える拳を握り絞め
踏み出す一歩の重さに耐えて
自分の道を疑うな
たとえ今日は力尽きても
小さな勇気 ふるい立たせ
明日 強くなる為に
明日 強く生きる為に

歩みを止めるな
涙をぬぐって胸をはれ
心を閉ざすな
そんなに強くもないサ

歩みを止めるな
涙をぬぐって胸をはれ
心を閉ざすな
そんなに強くもないサ 作詞・作曲: 世良公則

世良さんの魂のこもった「歩みを止めるな」「明日 強く生きる為に」というフレーズが、まだ子供だった自分にも凄く響いてきて、いつしかこの曲だけがヘビロテ状態になってました。

人生で初めて胸打たれた曲だと思います。

大人になった今、改めて聴いてもやっぱり胸が熱くなりますね。

高校時代~20代

レベッカ - "Maybe Tommorow" (1985年)

言わずと知れた名曲。これもアルバムのラストナンバーのバラードですね。

疲れ果てた 体よこたえ
目を閉じて 今日を思いかえす

汗にまみれて ただがむしゃらで
夢はまた遠い 1日だった

だけど明日は きっといいこと
あると信じてたいの Maybe Tomorrow

夜にすいこまれ 心がさむくなる
子供の頃を 想いだすよ

ひとりぼっちで 歩きはじめたから
もうふり返ることは出来ないね

灰色の日に 行きづまっても
あきらめは出来ないの Maybe Tomorrow

だけど明日は きっといいこと
あると信じてたいの Maybe Tomorrow 作詞: NOKKO / 作曲: 土橋安騎夫

一昨年の再結成ライブで、当時と変わらぬNOKKOのパワフルな歌声のこの曲を聴いて、思わず涙が込み上げてきました。

30代~現在

小松未歩 - 「翼はなくても」(2003年)

これまでの2曲は奮い立たせるような力強い曲でしたが、この曲は癒やしの曲ですね。

一番どん底状態だった頃、毎日のように眠る前に聴きながら涙してました。

未歩さんの曲は全て聴きましたが、この曲だけは他とは違う何か不思議な力のようなものを感じます。

足跡を色濃く落とし
幕を閉じた 傷だらけの君
残された僕等の方が
思い出をまだ引き摺ってるよ
勇み立つこの気持ち
でも今は繋ぎとめたくて

翼はなくても
飛び立てる君を見ていると
僕等が住むこの世界は
ただ 褪せて見えた
光り輝く未来 待ち構えてる

ガラス窓 映る姿は
誰にも見せない素顔がある
ほろ苦い涙がこぼれて
本当の孤独を味わったの
眠れない夜ばかり
失くしたものは多いけれど

生きてる証しを
この時代に示してゆきたい
ささやかな夢と笑う人が
讃えるまで
いつか必ず 大空舞う鳥になる

風の便りを僕等は
まだ残された世界で待ってる
fly away...

翼はなくても
飛び立てる君を見ていると
僕等が住むこの世界は
ただ 褪せて見えた
光り輝く未来 待ち構えてる

迷い 立ち止まる日々も 力に変えて 作詞・作曲: 小松未歩

正直、今現在も不安定な状態なのですが、改めてこれらの曲を聴いたら、またゆっくりと歩き出せそうな、そんな力が湧いてきたような気がします。