フィル・コリンズを完コピしたり Genesis をジャズアレンジでカバーする Martin Levac のことは前に書いたけど、同じ Genesisの ジャズカバーでも1970~1974年のピーター・ガブリエル在籍時に拘っている Jaume Vilaseca(ハウメ・ヴェラセカ)というスペイン人ジャズピアニストがいます。
彼が率いる Jaume Vilaseca Trio による "Jazznesis" はどれもクールで素晴らしいアレンジで、ジャズに詳しくない私でもすぐに惹き込まれました。
Genesis を知らない人でもオリジナルのジャズとして充分楽しんで聴けるんじゃないかな。
Jazznesis シリーズはこれまでアルバムが2作リリースされていて、いずれもCDを持っていました。Ⅲが2019年にリリースされていたことをたまたま昨日知り、速攻でダウンロード購入。ⅠもⅡも全曲素晴らしくて今回もハズレはないだろうという確信があったのでろくに視聴もせずに勢い(笑)でDLしちゃったけど、やはり期待を裏切らない内容で安心しました。
前作に引き続きゲストで女性ボーカルがフィーチャーされています。
Mar Vilaseca(マル・ヴェラセカ)という名前で、てっきりハウメさんの奥様なのかなと勝手に思い込んでたんだけど、調べたら実は娘さんでした。
よく見ると顔も似てる…?
マル・ヴェラセカのボーカル、ボサノバっぽい雰囲気や少しハスキーな声も好み。Ⅲでは男性ボーカルの曲も何曲かあるけど、全部マルちゃんにすればよかったのに(笑)
マル・ヴェラセカについて
マル・ヴェラセカは、1998年スペインのバルセロナ生まれのジャズ・ピアニスト&シンガー・ソングライター。有名なジャズ・ピアニスト、ハウメ・ヴェラセカを父に持ち、幼い頃から芸術一家で育つ。ビートルズや70年代ソウル・ミュージック、ゴスペル等から影響を受けながら、ジャズに傾倒していく。バルセロナの音楽大学ESMUCに入学し、本格的にジャズ・ヴォーカルを学び、父ハウメのアルバム『Jazznesis』シリーズで初録音。その美しい歌声は高い評価を受け、それを機に様々なイベントにも参加。そして2019年ロンドンのジャズレーベル、Ubuntu Musicに認められ契約。そして2020年ファースト・ミニアルバム『ファインド・ザ・ウェイ』をリリースする。ESMUCも無事卒業し、今後は、ニューヨークのジュリアード音楽院で学ぶ予定で、同時にアメリカ進出も狙う(?)。 diskunion
ということで、本格的に音楽を学び、実力もお墨付きなようですね。
去年リリースした1stアルバム収録曲。これまためっちゃいい感じ。早速アルバムDLせねば。
玲里&難波父娘に続いて、このヴェラセカ父娘もそろって私のお気に入りになりそうです。
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