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BOT アカウントの稼働再開

2023/09/01
アイキャッチ

Twitter 新 API の影響で、運営中の BOT アカウントの自動投稿が出来ない状態になっていたが、お世話になっている自動投稿サービスの Botbird さんが新 API に対応して下さったお陰で、BOT としての稼働を再開することが出来た。

これまでは Botbird に登録さえすれば、あとは放っといても勝手にツイートしてくれていたが、新仕様ではユーザー毎に Twitter 開発者アカウントを作成し、Botbird に連携させる必要がある。これは API 使用回数制限が厳しくなった為で、ちなみに新仕様ではフリープランで 1つの App につき 1つの ID までで、1ヶ月1,500ツイートまでしかできない。

Twitter 開発者アカウントの登録や新 API での Botbird との連携は、こちらのヘルプページに書かれている手順通りに行ったところ、問題なく完了した。

ファビコンmetabirds (Botbird/SLMaMe) HELP
No Image
Twitter連携(API V2)の設定方法
BotbirdとTwitterを連携接続するには、下記の手順に従って設定を行って下さい。※本ページに記載されてい...
https://helpblog.tec29.com/e1245216.html

一応個人的な覚書として手順をメモっておく。(ひょっとしたら他の誰かの役に立つかもしれないし)

Twitter 開発者アカウントを初めて作成し、API Free プランで登録する場合の手順

Twitter 開発者アカウント登録

参考: metabirds (Botbird/SLMaMe) HELP:Twitter API:Developer accountの登録方法

  1. まず https://developer.twitter.com/ja にアクセスし、右上のアイコンの左にある開発者ポータルのリンクをクリック。Botbird に連携したいアカウントでサインインする。
  2. API 登録画面で一番下にある Sign up for Free Account をクリック。クレジットカード情報入力画面が出る場合、Freeプランなので Cancel をクリックして飛ばしてOK。
    API plan select
  3. Describe all of your use cases of Twitter’s data and API: 欄に具体的な利用内容を英語で記入し、各合意項目を確認後にチェックを入れ、Submit をクリック。

    果たしていい加減な内容だと弾かれてしまうのかどうかはわからないが、私はとりあえず以下の DeepL で翻訳した文章で登録してみたところ問題なく通った。Botbird のヘルプによると利用内容は250文字以上でないといけないらしい。これで260文字だが、空白を除くと250文字には足りてない。

    On behalf of the Japanese poet and painter Kazutoshi Hirohama, we will be posting automatically via API to promote his work to a wider audience. The automated posting will use this service:
    https://botbird.net/
    The frequency of tweets will be daily, twice a day.

    agreement policy

これで開発者アカウントの登録は完了。

Twitter 開発者プラットフォームへのログイン

BOT アカウントにログインした状態で再び開発者ポータルに入るとこのような画面に。

Developer Dashboard

Project と App の作成

スクショを撮り忘れたためここの手順は端折りますが、Botbird ヘルプの手順通りにやれば無問題w

手順通り進み、
・API Key
・API Key Secret
・Access Token
・Access Token Secret
以上4種のコードをメモ帳等に控える。

Botbird サイトへ各種コードを登録

上記コードを Botbird のボット トップ(設定)ページの「Twitter出力連携設定 V2」の所に入力し 、[設定する] ボタンを押す。

接続に成功すると見出しに(現在このバージョンをご利用中)という表示が付き、「Twitter出力連携設定」の所に連携済みのアカウント名が表示される。

Botbird connect setting

これで Botbird への連携設定は完了。試しに Botbird から手動でツイートしてみたところ無事成功。その後、定期ボットや時報ボット(時間指定)も問題なくツイートされたことを確認。

自動投稿がされない場合、ヘルプ内の確認事項を試す他に、ボットトップの稼働設定が「一時停止」になっていたり、定期ボット設定でつぶやき頻度の時間間隔が「停止中」になっている可能性があるので、稼働できるように変更しておくことを忘れずに。

Bot setting1
Bot setting2

その他の設定

ここからは別にやる必要はない設定だが、一応拘りたかったのでw

デフォルトでは App の名前は Twitter アカウント名に数字が付いたもの(例: Kajel_bot1234567812345678)になっているが、このように名前を好きなものに変えると、投稿元クライアント名の表示に反映される。

App setting
Tweet on TweetDeck
TweetDeck のスクショ

Twitter Web では投稿元が表示されない仕様になったのであまり意味はないけどねw

最後に

もう一つの BOT サービス Twittbot の現状に関して、API v2 に対応したのかどうかは知らないが、一応動いてはいるものの稼働が不安定でエラーが多発しているらしい。運営者が変わってリニューアルしても相変わらずだな…。

改めて Botbird さんに乗り換えてほんとに良かったなあと思う。