私の大好きな音楽であるプログレの中でも、今最もお気に入りなのが "Big Big Train" というバンドです。
比較的最近の90年代以降のグループでは、イギリスを代表すると言っても過言ではない程の実力派で人気も急上昇中です。
イギリスの大手プログレ専門誌主催のプログレ・アワード2016ではバンド部門とライブ部門の2つで受賞しました。
Prog Magazine
The Progressive Music Awards 2016: Live BlogEverything that you need to know about this yearhttps://www.loudersound.com/features/the-progressive-music-awards-2016-live-blog
Big Big Train

写真左から→
- Andy Poole アンディ・プール (Keyboards, A.Guitar)
- Nick D'Virgilio ニック・ディヴァージリオ (Drums, Vocal)
- Ricard Sjöblom リカルド・ショブロム (Guitars, Keyboards, Accordion, Vocal)
- David Longdon デビッド・ロングドン (Lead Vocal, Flute, Banjo)
- Dave Gregory デイブ・グレゴリー (E.Guitar)
- Greg Spawton グレッグ・スポウトン (Bass)
- Rachel Hall レイチェル・ホール (Violin, Cello, Vocal)
- Danny Manners ダニー・マナーズ (Keyboards, Double Bass)
結成時からの不動メンバー。
アメリカンプログレの筆頭「スポックス・ビアード」の元Drums&Vocal。売れっ子の歌えるドラマー。
スウェーデンの人気プログレ・バンド "Beardfish" ではリード・ボーカルを努めていた。
ピーター・ガブリエルを彷彿させる(?)ややハスキー気味な渋い声。
黒縁メガネのスキンヘッドのジェントルマン。
他にもマンドリンやギターやキーボードもこなすマルチプレイヤー。
彼の加入でバンドのグレードが一気に上がったと言っても過言でないかも。
元XTCの名ギタリスト。
バンドリーダー。
殆どの曲の作詞・作曲を手掛ける。ライブでは端っこに陣取り目立たず、まさに裏方に徹している。
弦楽と透き通るような声で華を添える。
キーボード&ピアノ。ウッドベースも。
1990年にグレッグとアンディを中心に結成。
以降何度かメンバーチェンジを経て実力派メンバーが加わっていき、現在は8人編成という大所帯に。
非常に密度の濃いスタジオ作をライブでも可能な限り再現するべく必然的にこういう編成になったとも言える。
…その他詳細な解説や薀蓄は書き始めるとキリがない、ていうか纏めるのが面倒臭いので省きます(笑)
で、そんなイチオシのバンドの曲でこの度プレイリストを作ってみたわけですが、当然ながら高評価でお気に入りの曲を全部ぶっ込んだらとんでもない量になってしまいますので、今回もCD1枚分まで絞り込んでみたところ、我ながら「これ究極じゃね?」ってくらい完璧なラインナップになりました(^_^)v
もしベストアルバム出すならこの選曲を推薦したいくらいです(笑)
プレイリスト Big Big Train
選曲は初期作は除いて、2009年の "The Underfall Yard"~先月出たばかりの新作 "Grimspound"までの5作の中から。
これらの5作はイギリスの史実や民話がテーマで一連のシリーズという括りになっていて統一性があるので並べても違和感が無いのです。
- Evening Star (Spawton) The Underfall Yard (2009) 4:53
- Victorian Brickwork (Spawton) The Underfall Yard (2009) 12:33
- The First Rebreather (Spawton) English Electric part 1 (2013) 8:30
- East Coast Racer (Spawton) English Electric part 2 (2013) 15:43
- Folklore (Spawton) Folklore (2016) 07:31
- The Transit of Venus Across the Sun (Spawton) Folklore (2016) 7:18
- Experimental Gentlemen (Spawton) Grimspound (2017) 10:01
- Meadowland (lyrics: Spawton / music: Longdon, Sjöblom) Grimspound (2017) 3:37
- The Ivy Gate (Longon) Grimspound (2017) 7:27
以上9曲
Total:77分40秒
各アルバムから2曲ずつ(Grimspoundだけおまけで+1曲)
前半4曲と後半5曲で分けてもしっくり来るし、もうこれ以上はないってくらい完璧な選曲(笑)
曲タイトルをクリックすると、プレイヤーの動画が切り替わり再生が始まります。
- Evening Star
- Victroan Brickwork
- The First Rebreather
- East Coast Racer
- Folklore
- The Transit of Venus Across the Sun
- Experimental Gentlemen
- Meadowland
- The Ivy Gate
アルバムの1曲目でもありまさにオープニングを飾るに相応しい厳かな雰囲気の分厚いコーラスが印象的なインスト曲。タイトルの如く宵の空の星の輝きが浮かんできます。
前半から中盤までの静と動の対比が鮮やかで、終盤の穏やかでドラマチックな曲調がたまりません。
主題部のメロディとかジェネシスの某曲にそっくり(笑)ていうか完全にオマージュですね。
おそらく一番の人気曲で、もちろん私にとっても一番のお気に入り曲です。どこを取っても完璧な構成、アレンジ、メロディで、曲のテーマである英国鉄道のSLが疾走する様子が浮かんでくるような力強いリズムです。泣きのメロや盛り上がる部分もしっかりツボが押さえられていて、もうこの1曲でお腹いっぱいです(笑)
「民話伝承」という意味のタイトルで、中世ケルト風の音楽を取り入れた、とても印象的なリフレインとキャッチーなメロディとが相まった、何とも不思議な魅力のある曲です。
他よりは少し落ち着いた感じの曲ですが、聴けば聴くほどに味が出る曲です。"Set a Course for the Stars" という部分の歌詞が実は一連のテーマであり、バンドの現在のキャッチフレーズになっています。
最新アルバムのこの曲の中にも先述の "Set a Course for the Stars" というフレーズが出てきます。序盤と終盤のインスト部に歌パートが挟まる3部構成の大作ですが、PVはpart 2の歌パートのみです。
今回最も短い小曲です。この曲で初めてリカルドさんが作曲に携わってます。しっとり系のフォーキーなバラードでめっちゃ染みます(´;ω;`)
エンドクレジットに今年亡くなったプログレ界のレジェンドの一人、名ボーカル&ベーシストの「ジョン・ウェットンに哀悼の意を込めて」と記されています。
デビッドさんの作品。聴き慣れない女性の声は、ゲストボーカルのジュディ・ダイブルという、キング・クリムゾンの前身バンドにも在籍していたベテランシンガーです。デビッドさんとのデュエットが見事です。デビッドさんの奏でるバンジョーの音色も印象的ですね。そしてラストは雨音とともに幕を閉じます。
8とか9なんかはプログレを知らない、聴かないというような人でも聴きやすいと思うのですが、どうでしょう?
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